軽井沢絵本の森美術館
「民話えほん展」
◆姿を与えられた伝承物語◆
会期:2007年7月5日(木)~10月1日(月)
人々は、自然の驚異や世界の起源を、神々を主人公とした物語で説明しようとし、また英雄や自分たちの住む地域に起こった出来事を後世に残そうと試みました。
このような物語は「民話」と呼ばれ、それには、時代を特定せず「むかし、むかし…」という語り口で始まる「昔話」、ある地域で実際に起こった不思議な出来事を記録した「伝説」、神々による世界の創造を説く「神話」などが含まれます。これらは最も親しまれる物語として、文字に起こされ、書物として読み継がれ、同時に絵本にも重要なテーマの一つとして多く描かれるようになりました。
『ハーメルンの笛吹き』や『アラジンの魔法のランプ』、『3びきのくま』など…本展では、誰もが一度は見聞きしたことのある、馴染み深い世界各地の民話が描かれた絵本を、原画を中心に紹介します。また、様々な地域の民話の特性を背景を探りながら、太古の昔から受け継がれてきた伝承物語の時を超えた魅力に迫ります。
『展示内容』
民話えほん展 …第2展示館
◆世界・日本の民話絵本
昔話・伝説・神話といった世界に伝わる民話を描
いた絵本と原画を紹介
◆軽井沢ゆかりの画家・脇田和によるロシア民話絵
本『おだんごぱん』の原画を特集
作品点数:約120点 (会期中入替あり)
併設展:イソップ物語の絵本展 …第1展示館
紀元前にイソップによって語られ、後に書物としてまとめられた「イソップ物語」は、教訓的なたとえ話(寓話)の物語集です。併設展では、もう一つの伝承物語「イソップ物語」の絵本を紹介します。
作品点数:約70点
へ、行ってきました。
小さい頃、親に、ビデオを借りてきてもらって観てたのは、
ディ ズニーのマイナーな作品ばっかり。
「ピーターパ ン」とか「シ ンデレラ」とかそういうのじゃなくて。
ミッキーでやる昔話とか
ミッキーでやるマ ザーグースとか
ミッキーでやるグリム童話、イソップ寓話とか。
たいていの、イソップやグリムやアンデルセンetcは、本を読んだんではなく、
このディズニーの作品で記憶してます。
そして全部が全部ハッピーエンド(だったはず‥)。
その一つに「アリとキリギリス」(イソップ)があって
私が知ってる最後は
『散々遊んでいたキリギリスを、アリは、暖かく迎え入れてくれる』っていうので。
でも
ここで知ったのは、逆の話でした。(アリはキリギリスを追い出す)
資料にはどちらのENDもあるよ。と書いてあるんですが、後者(BADEND)の方が元の話のようなんです。
本を読んでいた友人は、「そんな(ハッピーな)ENDがあるなんて知らなかったよ」と。
私がディズニーアニメで記憶してる物語ってもしかして‥
ハッピーエンドじゃなかったのもあるんじゃないかな‥と。
この展示を観て思いました。
ディズニーだけじゃなくて、「子供向け」ってされてる絵本にも、原文ではBADでも、訳されたらHAPPYになちゃってるのもあるかもって‥。
今更ながら、それに気づきました。
この展示でもいくつか、話が違う!とか
こんな話だったけ?とかそんな出会いがあって‥。
人が頭の中で創った物語も素敵だけど‥
民話、神話、寓話‥。小さい頃読んだきりの話。
読み直してみよう。って思いました。
こういう発見がもっとあるかもしれないし。
「民話えほん展」
◆姿を与えられた伝承物語◆
会期:2007年7月5日(木)~10月1日(月)
人々は、自然の驚異や世界の起源を、神々を主人公とした物語で説明しようとし、また英雄や自分たちの住む地域に起こった出来事を後世に残そうと試みました。
このような物語は「民話」と呼ばれ、それには、時代を特定せず「むかし、むかし…」という語り口で始まる「昔話」、ある地域で実際に起こった不思議な出来事を記録した「伝説」、神々による世界の創造を説く「神話」などが含まれます。これらは最も親しまれる物語として、文字に起こされ、書物として読み継がれ、同時に絵本にも重要なテーマの一つとして多く描かれるようになりました。
『ハーメルンの笛吹き』や『アラジンの魔法のランプ』、『3びきのくま』など…本展では、誰もが一度は見聞きしたことのある、馴染み深い世界各地の民話が描かれた絵本を、原画を中心に紹介します。また、様々な地域の民話の特性を背景を探りながら、太古の昔から受け継がれてきた伝承物語の時を超えた魅力に迫ります。
『展示内容』
民話えほん展 …第2展示館
◆世界・日本の民話絵本
昔話・伝説・神話といった世界に伝わる民話を描
いた絵本と原画を紹介
◆軽井沢ゆかりの画家・脇田和によるロシア民話絵
本『おだんごぱん』の原画を特集
作品点数:約120点 (会期中入替あり)
併設展:イソップ物語の絵本展 …第1展示館
紀元前にイソップによって語られ、後に書物としてまとめられた「イソップ物語」は、教訓的なたとえ話(寓話)の物語集です。併設展では、もう一つの伝承物語「イソップ物語」の絵本を紹介します。
作品点数:約70点
へ、行ってきました。
小さい頃、親に、ビデオを借りてきてもらって観てたのは、
ディ ズニーのマイナーな作品ばっかり。
「ピーターパ ン」とか「シ ンデレラ」とかそういうのじゃなくて。
ミッキーでやる昔話とか
ミッキーでやるマ ザーグースとか
ミッキーでやるグリム童話、イソップ寓話とか。
たいていの、イソップやグリムやアンデルセンetcは、本を読んだんではなく、
このディズニーの作品で記憶してます。
そして全部が全部ハッピーエンド(だったはず‥)。
その一つに「アリとキリギリス」(イソップ)があって
私が知ってる最後は
『散々遊んでいたキリギリスを、アリは、暖かく迎え入れてくれる』っていうので。
でも
ここで知ったのは、逆の話でした。(アリはキリギリスを追い出す)
資料にはどちらのENDもあるよ。と書いてあるんですが、後者(BADEND)の方が元の話のようなんです。
本を読んでいた友人は、「そんな(ハッピーな)ENDがあるなんて知らなかったよ」と。
私がディズニーアニメで記憶してる物語ってもしかして‥
ハッピーエンドじゃなかったのもあるんじゃないかな‥と。
この展示を観て思いました。
ディズニーだけじゃなくて、「子供向け」ってされてる絵本にも、原文ではBADでも、訳されたらHAPPYになちゃってるのもあるかもって‥。
今更ながら、それに気づきました。
この展示でもいくつか、話が違う!とか
こんな話だったけ?とかそんな出会いがあって‥。
人が頭の中で創った物語も素敵だけど‥
民話、神話、寓話‥。小さい頃読んだきりの話。
読み直してみよう。って思いました。
こういう発見がもっとあるかもしれないし。
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by d-lion5
| 2007-08-29 20:39
| (memo)