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「ベッシーによろしく」

b0094037_11422688.jpg花形 みつる:作/山西 ゲンイチ:絵  学習研究社 初版2005

またまた 花形みつる作品です。

転校を繰り返してきた、一郎くん。
もれなくいじめられない為に、自分のキャラ設定、周囲への気配りを欠かさない。
「転校生必勝マニュアル」を作成して、いざ挑んだ4年2組。
でも、今度のクラスは今までとちょっと違う…そして隣の欠席者「ベッシー」って何者?

ベッシーは、はちゃめちゃで、素直で、ギャグセンス0。
素直なベッシーも、クラス委員も4年2組の皆も、それから先生も、みんな良いです!
こう言う雰囲気の小学生ライフ送りたかったな~。
そして、一郎くんが今後転校しない事を祈ります。
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by d-lion5 | 2007-03-31 20:48 | juvenile(YA)

「エミリー」

b0094037_11413688.jpg嶽本野ばら:作 集英社 初版

嶽本作品「ミシン2カサコ」を読んだ時は「?」が頭いっぱいに広がって、
ついていけてませんでしたが、私にとってこの作品は嶽本氏を飲み込める良い作品だったと思います。

3篇の短編集。

「コルセット」
これを読まなかったら、嶽本作品を次も読んでみようかな。とは思わなかったかもしれません。
私にも理解できる話があるんだ と。(本質的に理解出来ているか は別として)
主人公としては、綺麗に終れないし、惨めな一生を送ることになるかもしれないけど、
とても現実的で、私はこの結末が好きです。

「エミリー」
…切ない。
中学生だからこそ起こる、 心の葛藤 っていうのでしょうか。
大人になるにつれ、うまくやっていけると思う。たぶん。
くるくるしいたけ という表現に脱帽です。
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by d-lion5 | 2007-03-25 11:41 | s.story

「荒野のマーくん ― その受難」

b0094037_215954100.jpg花形 みつる:作/やまだ ないと:絵 偕成社 初版2006

MAH-KUN IN THE WILDERNESS

お気楽な、今時どこにでもいる普通の家庭の普通の小学生=マーくん。
ある夜の訪問者、天使な容姿の悪魔のせいで、突然 『荒野』 に立たされる事に…。

なんにもできないパパと、マーくんを見ていて
本当に・・・
笑っちゃうけど、切なかったー。
なんにもできないパパにビンタしたくなりました。
生意気なマーくんにも、子供置いてくママにも。
同時に、 可哀想に・・ と思ったのも事実。

パパの気持ちも、ママもマーくんも…3人のそれぞれの気持ちが良く解るからこそ
どうにも身につまされる思い…。
続くようなので、是非読みたい。 天使な容姿の悪魔 の正体も楽しみ。



作者の書く、今の子供の言葉の使い方とか、アニメの種類だとか、今時の生活様式 ∞
モデルの家があるんじゃないかなー くらい リアルだっと思いました。
作者のことをしりたくなりました。

もー、切なかった。笑っちゃったー。です。
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by d-lion5 | 2007-03-23 22:00 | juvenile(YA)

「star egg ~星の玉子さま~」

b0094037_2121569.jpg森 博嗣 作:絵 文藝春秋 初版2004

題名から察するとおり サンテグジュペリ作「星の王子さま」の形式(?)にのっとって
描かれる作品です。

玉子(たまこ)さんが、愛犬ジュペリと色んな星を旅します。

絵本なんですが…妙に科学的な感じがして…
絵本なんですが…ちょっと硬い感じです。
後半(少女の星以降)は哲学(?)的です。
ひとつの星に留まって、考え出してしまいます。

すべり台の星、近い将来もっと科学が発展したら、こんなことも出来るかもしれません。そしたら是非滑ってみたい。

少女の星、「孤独」って確かに… 『孤独も、誰かがいて、はじめて孤独になるみたいでした。』という言葉に ハッ とさせられました。
 

大人視点、と子供視点と両方楽しめると思います。
大人視点では、最後の解説を読んで完璧。


そして、やっぱり もとの ジュペリ作「星の王子さま」を前にでも、後にでも読むべきだと思います。

私の中の、森博嗣の新境地の作品でした。(絵も可愛いんです!!)
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by d-lion5 | 2007-03-02 21:21 | picture