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「赤い長靴」

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江國 香織:作 文藝春秋 初版2005

結婚前に読んでしまって良いのかな?と思いました。

結婚して10年。子供の居ない、夫婦生活を淡々と描いているこの作品。
私は、女だから どちらかというと 日和子(奥さん)よりの目線になるのですが…

こんな夫、嫌だなー と思う。

それでも日和子は、夫がいないと 淋しいと思ってしまう。

そんな感情が「夫婦」という関係においては成立する…?
私はこの二人のやり取りをみていて 両親を思い出しました。
何回でも、いつでも、同じことを繰りかえして 怒ったり 笑ったり 泣いたり しているなー。
この夫婦と同じだな、と。

結局どにでもいる夫婦像なのかもしれない…そう思うと…

結婚前に読んでしまって良いのかな?と改めて思わざるを得ません。
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by d-lion5 | 2006-11-26 19:02 | s.story

「あくまびんニココーラ」

b0094037_2254472.jpg大海 赫:作・絵/ ブッキング 初版2006

ナナのしゅみはびんのコレクションです。

不思議な瓶(人間?)の物語。
瓶=人間
そんなのが読み取れます。
(あとがきでも、著者の言葉で書かれています。
瓶という物は、人間にそっくりだな――傷つきやすく、こわれやすく、からっぽになればなんの価値もありません。)
カオリもイトくんも悩める現代っ子、
あくまが怖かった。

これは…
続編はないのかな?
読みたいような、読みたくないような…。
このまま終わりだと、自分で続きを想像してしまいそうです。
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by d-lion5 | 2006-11-13 13:19 | juvenile(YA)

「ニコルの塔」

b0094037_21545281.jpg小森香折:作 こみねゆら:絵 BL出版 初版2003

寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。
だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」
“地球のマント”に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?

途中まで、途中までほんとーに面白くて、これからもっと面白くなる―――――
前に、あとがき…。

「え?終わり?」と思わず声に出してしまいました。

陰鬱で閉鎖的な修道院。疑問を抱かない生徒達。男の子の存在を知らない女の子。
鳥の刺繍ばかり。ウランガさんのお菓子。シダの猫。不思議な塔。見覚えのある絵。
 ニコルが修道院に疑問を抱き始める辺りですっと引き込まれました。
鳥の王の謎、や11人のお墓をもっと掘り下げて知りたかった!!

あと2、3章あったら、もっと面白かったのになー。
な作品です。

ちなみに
猫の名前は、サルヴァドール。
サルヴァドール・ダリからとったもの。偶然、「ダリ回顧展」に行っていたので…
なんだか運命(大袈裟)を感じます。
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by d-lion5 | 2006-11-09 22:16 | juvenile(YA)

on one's way

「詩的私的ジャック」森博嗣
「扉の向こうの物語」岡田淳
「ミシン2カサコ」嶽本野ばら
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by d-lion5 | 2006-11-01 23:12 | (memo)