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カテゴリ:s.story( 19 )

キノの旅―The beautiful world

時雨沢 恵一:作/黒星紅白:絵/電撃文庫

b0094037_0362284.jpg本当は、juvenile(YA)のカテゴリになるのかもしれませんが、短編に変わりは無いのでs.storyのカテゴリに分類しました。

旅人キノと、喋る単車エルメスが 訪れる国での「起こっていること」と「起きたこと」を、淡々と語っています。

キノとエルメスが語り手、ということ以外、一つ一つの物語(国)に、繋がりはありません。
 そのことが、かえって一つの話に重み…というかが、感じられます。

何一つ「結果」がなくて、読み終えても後ろ髪を引かれる思いです。

今現在8巻まで出ているので…
シリーズとして読み続けたいな。と思う作品です。
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by d-lion5 | 2006-06-04 23:01 | s.story

「ホテルカクタス」

b0094037_2121217.jpg江國香織:作/佐々木敦子:画

今まで読んだ、彼女の作品の中で一、弐を争うくらい好きな作品です。
読後感は、とてつもなく淋しかったけど。

「ホテル カクタス、というのが、このアパートの名前でした。
ホテルではなくアパートなのに、そういう名前なのでした。
そこに住む、帽子ときゅうりと数字の2の話。

大人版「ともだちはみどりのにおい」のような・・・つくりです。
 「音楽」の回にとても共感しました。帽子の言葉に脱帽です。
彼女得意の「日常」が際立っています。
帽子ときゅうりと2です!登場人物が!!
余計に想像力を使えます。

挿絵も素敵です。
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by d-lion5 | 2005-11-06 20:09 | s.story

「カンガルー日和」

b0094037_21282260.jpg 村上春樹:作/佐々木マキ:絵

<目次>
・カンガルー日和
・4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
・眠い
・タクシーに乗った吸血鬼
・彼女の町と、彼女の緬羊
・あしか祭り
・鏡
・1963/1982年のイパネマ娘
・バート・バカラックはお好き?
・5月の海岸線
・駄目になった王国
・32歳のデイトリッパー
・とんがり焼の盛衰
・チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏
・スパゲティーの年に
・かいつぶり
・サウスベイ・ストラット―ドゥービー・ブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM
・図書館奇譚

村上春樹・佐々木マキ・・・をみただけで。手にとっていました。

ムサラミ不思議ワールド…と言ったところでしょうか。
どれも素敵な短編集です。佐々木マキの絵のせいもあると思う、不思議さ。
気軽に読めるし。
読み返したくなります。

「かいつぶり」結局答えがわからない。
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by d-lion5 | 2005-10-13 21:49 | s.story

みちくさ劇場

b0094037_19454178.jpg 荒井 良二:作・絵

小犬のミケ
ねこのポチ
花のミミちゃん
カラスのカーちゃん
マドベリとぼく
ぼうしのニットくん
アザラシのアタラシさん
ゾウのソーゾーさん
カメのイソガシさん
ことりのポトリくん
カエルのケロリさん
リスのノンビリスくん

色んな動物(モノ??)のみちくさレポートです。

基本的にのんびりしている、みんな。
晴れた日の、午後、気持ちいい風が窓から入ってくるような・・・
そんな日に読んで欲しい。
みちくさしに、外出たくなるからです。

荒井氏の絵はいいなー。
と、しみじみ思いました。そして、不思議だなー。と。

ねこのポチ。いぬのミケ。って名前にクスッときました。

そしてなにより、題名に惹かれました。

・・・劇場・・・***
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by d-lion5 | 2005-08-16 21:17 | s.story

蛍、納屋を焼く その他短編

b0094037_19312556.jpg
村上春樹:作 

・蛍
・納屋を焼く
・踊る小人
・めくらやなぎと眠る女
・冬の博物館としてのポルノグラフィー
・ヘルマン・ゲーリング要塞1983
・ヘルWの空中庭園

この人の作品に短編があるのは知りませんでした。

ひとつ、ひとつが深いというか・・。
「踊る小人」と「納屋を焼く」が(二つとも違う種類の)怖さがありました。 

余韻が大きい作品集でした。
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by d-lion5 | 2005-01-28 19:29 | s.story

「きまぐれロボット 」

b0094037_19572835.jpg星新一 :作

すらすら読めたし、後味が残ります。
結局色々3冊くらい買ってしまいました。
こーゆーの好きです。


アニメにもなっているようですが・・・
どんなかんじのアニメかな?
和田 誠氏の挿絵の印象が大きいので、和田氏のゆるーい感じの絵になればみやすいかなぁ
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by d-lion5 | 2005-01-22 21:52 | s.story

「団欒 」

b0094037_19254094.jpg乃南アサ:作

・ママは何でも知っている
・ルール
・僕のトんちゃん
・出前家族
・団欒

・・・これを読めば「私の家族はまだましかな?」と思わずにはいられません。

「出前家族」現実にあるような気さえする・・
リアルな家族たちです。
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by d-lion5 | 2005-01-08 19:24 | s.story

「つめたいよるに 」

b0094037_19334355.jpg江国香織:作

短編集。
「桃子」絵本にもなっているお話。恋のお話ですが、なんだか気味が悪いのが本音です。
恋は人を変えるのかな。そんな恋がしてみたいというのも本音。

「子供たちの晩餐」『スリルと罪悪感』あの感覚がなくなってしまった。なんでも自由に食べられる。
親がほぼ絶対的な存在ではなくなってしまったからかな。

「ねぎを刻む」
『こういう夜は、ねぎを刻むことにしている。こまかく、こまかく、ほんとうにこまかく。
そうすればいくら泣いても自分を見失わずにすむのだ。』
『私は改心したいのだろうか。なにを、どんなふうに。』
作中より

刻むのです。
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by d-lion5 | 2004-12-25 19:33 | s.story

「すいかの匂い 」

b0094037_19363617.jpg江国香織:作

短編集。少女時代。夏の記憶を呼び起こさせる作品です。

なかでも、「水の輪」は、蝸牛の しゃりしゃり という音が耳元で聞こえてくるよう。
主人公の少女と自分の少女時代がリンクします。

子供の頃の「無邪気な残酷さ」を思い出して、なんともいえない恐怖感をおぼえます。
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by d-lion5 | 2004-12-23 19:35 | s.story