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カテゴリ:s.story( 19 )

「不倫と南米」

b0094037_22501724.jpg吉本ばなな:作 / 原マスミ:絵 幻冬舎  初版2000

吉本ばななさん、幾つか読んできたいたのに、
今更
この作品で
「あ。吉本ばななってこんな感じの小説家なんだ‥」
と、なんだかとても‥なにかわからないけど‥感じた。

それと
この本を手に取ったのは理由があって
身近に不倫してる人が居て、その人はとても苦境にいるのにもかかわらず
凄く楽しそうにしていて‥
なにがその人をこうさせてるんだろうなー
吉本ばななさんの感じる不倫てなんだろうなー
もしかしたら、すこしその人の気持ちも解るかなー
って、思ったので。


結局は不倫と一言に言っても沢山あるわけで‥。

ブエノスアイレスの写真も素敵で、南米と不倫を絡めるのは
なんだか
すごく合っているような気がしました。
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by d-lion5 | 2008-08-25 11:40 | s.story

「二つの月の記憶」

b0094037_225446.jpg岸田今日子:作 / 作田えつ子:絵 講談社  初版2007


岸田今日子さんの本は「子供にしてあげたお話 してあげなかったお話」を読んで惹かれました。
それとはまた少し違った

7つの短編集です。

「オートバイ」
「二つの月の記憶」
「K村やすらぎの里」
「P夫人の冒険」
「赤い帽子」
「逆光の中の樹」
「引き裂かれて」

「オートバイ」は好きだなー 思わず読み返してしまった。
他の作品は
岸田今日子さんのTVでは映らない、深い世界が垣間見えた気がする作品でした。
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by d-lion5 | 2008-08-04 23:09 | s.story

「キノの旅Ⅵ」

b0094037_2095025.gif時雨沢 恵一:作/黒星紅白:絵/電撃文庫

とうとうⅥまで読みました。
この作品はかなり気に入になってしまいました。

読んでいると‥自分の裏の部分とか、モヤモヤしてたところが露見されます。
読み返すのも良いです。
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by d-lion5 | 2007-10-24 20:10 | s.story

「石ノ目」

b0094037_2323446.jpg乙一:作 集英社 初版2000

私的、初の 乙一 作品。
「石の目」 「はじめ」  「BLUE」 「平面いぬ」 の4作品。

すらすら読めました。やっぱり初挑戦の作品はすらすら読めるものにしないと、次に繋がりません。
 
「BLUE」は、サスペンスか何かかな?と導入部分で思いましたが、ブルーが良い子で‥感動しました。
「はじめ」‥不思議な話だなー。幻覚でも感情があるのかー。と、考えるとなんだかもやもやします。

「平面いぬ」が一番すきかな。

映画「ZOO」を観て、原作も読んでみたいなーと、思ったのに
図書館に置いていなかったので、この短編を借りました。
結果としては良かったと思います。
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by d-lion5 | 2007-09-25 21:49 | s.story

「ボロボロになった人へ」

b0094037_18523459.jpgリリー・フランキー:作 幻冬舎 初版2003

6作品の短編集です。
Lily Franky氏の私はじめての作品。

どの話も、ちょっとひねくれてて‥良いです。

「死刑」は、私の内にあるフツフツしてるなにか、暗い汚い思いを思い出させて‥
彼の罠にはまった感じです。

「Little baby nothing」
以下の言葉がお気に入りです。

神様なんか、祭壇の中だけじゃなくて、ゴミ捨て場にもいるんだよ。時々は。

アイドルや神様の中身なんか、本当は関係ないんだ。だって、知らねぇもん。そいつが実際どんな奴かなんて。

 この二つの文章に色んな思いが消えては現れます。
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by d-lion5 | 2007-09-05 18:55 | s.story

「小さな男の子の旅 ― ケストナー短編 」

b0094037_21292818.jpgエーリヒ ケストナー :作/榊 直子:訳 小峰書店 初版?1996

2編の短編。
どちらも、子供が主人公のなんだか淋しい結末の話です。

表題作「小さな~」
男の子を取り巻く大人が、皆「良い人」でみていて ほっ としました。
「ほっ」っていう表現はちょっと可笑しいかも知れないけど、今の世の中を考えると
やっぱり「ほっ」って言ってしまいます。
 後半、結末は淋しいけど、この子はきっとこれからも大丈夫だと思う。
そんな風に思えます。(希望も含めて)
ケストナーのほかの作品はどんな作品なのか興味の持つことの出来た短編集でした。
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by d-lion5 | 2007-07-05 23:45 | s.story

「エミリー」

b0094037_11413688.jpg嶽本野ばら:作 集英社 初版

嶽本作品「ミシン2カサコ」を読んだ時は「?」が頭いっぱいに広がって、
ついていけてませんでしたが、私にとってこの作品は嶽本氏を飲み込める良い作品だったと思います。

3篇の短編集。

「コルセット」
これを読まなかったら、嶽本作品を次も読んでみようかな。とは思わなかったかもしれません。
私にも理解できる話があるんだ と。(本質的に理解出来ているか は別として)
主人公としては、綺麗に終れないし、惨めな一生を送ることになるかもしれないけど、
とても現実的で、私はこの結末が好きです。

「エミリー」
…切ない。
中学生だからこそ起こる、 心の葛藤 っていうのでしょうか。
大人になるにつれ、うまくやっていけると思う。たぶん。
くるくるしいたけ という表現に脱帽です。
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by d-lion5 | 2007-03-25 11:41 | s.story

「赤い長靴」

b0094037_1923120.jpg
江國 香織:作 文藝春秋 初版2005

結婚前に読んでしまって良いのかな?と思いました。

結婚して10年。子供の居ない、夫婦生活を淡々と描いているこの作品。
私は、女だから どちらかというと 日和子(奥さん)よりの目線になるのですが…

こんな夫、嫌だなー と思う。

それでも日和子は、夫がいないと 淋しいと思ってしまう。

そんな感情が「夫婦」という関係においては成立する…?
私はこの二人のやり取りをみていて 両親を思い出しました。
何回でも、いつでも、同じことを繰りかえして 怒ったり 笑ったり 泣いたり しているなー。
この夫婦と同じだな、と。

結局どにでもいる夫婦像なのかもしれない…そう思うと…

結婚前に読んでしまって良いのかな?と改めて思わざるを得ません。
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by d-lion5 | 2006-11-26 19:02 | s.story

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」

b0094037_135024.jpg森 絵都:作 角川文庫 初版1997

3作の短編集

この人の短編もすきだなー、と思いました。

どれの作品にも「クラッシク音楽」が共通しています。
作品タイトル→「子供は眠る」「彼女のアリア」、表題作「アーモンド入りチョコレートのワルツ」。
どれも曲のタイトルからきています。

「子供は眠る」
を途中まで読んだとき
『…?これから殺人事件でも起こるのかな…??』と妙な不安を抱えてしまいました。
実際は、起こりません。(これは森絵都の作品であって 乃南アサじゃないんですよね;)
大人が持ち合わせている感情が、子供にもあるんだよな。
あったんだよな…と思い出させてくれます。

「彼女のアリア」
自分の中学生時代にこんなことがあったら、もっと素直な人間に育ってたかもしれない。
好きな作品です。キュン(?)となります。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」
絹子先生とサティの関係が最後まで解らず。
絹子先生のピアノ教室行きたいな~

作曲家サティの音楽を聞いてみたいな。と思いました。


そして、
森絵都、他に短編集だしているのかなー?
読みたいなーと思います。
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by d-lion5 | 2006-10-20 20:00 | s.story

「江國香織 とっておき作品集 」

江國 香織:作/マガジンハウスb0094037_17372523.jpg

短編とか、父江國滋氏による「香織の記録」とか、妹晴子氏が語る香織「夢日記」とか…
江國香織が沢山つまった作品集です。

江國好きが読む本かなーと、思います。

彼女が書くエッセイではわからない、 妹からの目線で江國香織氏をみれるのは
なかなか ファンとしては見ごたえがあると思います。


収録作品紹介(※アマゾンから転写!!)
1)409ラドクリフ
「私」のアメリカ留学の日々を描く瑞々しい恋愛小説。フェミナ賞受賞の記念すべき処女小説。(写真・大野晋三)
2)放物線
ある日、大学時代の仲間たちが集まった。昼下がりの幸せな時間を切り取った傑作短篇。(絵・唐仁原教久)
3)ビートルズ訳詞集
ビートルズは、偉大な詩人。名曲三篇を軽やかな日本語で楽しむ(原文付)
4)九月の庭
鳥になりたいおじいさん、究極の紅茶入れ女、ピアノになったおばさん……おかしな家族をめぐるファンタジー(絵・玉村敬子 カラー)
5)があこちゃん
なほちゃんは、あひるのがあこちゃんが大好き。ちょっと怖い不思議なメルヘン。(絵・川上隆子 カ ラー)
6)夜と妻と洗剤
妻が必要とするものはみんなコンビニにある。奇妙な味のショート・ショート。(絵・山本容子 カ ラー)
7)物語の復権
物語をうまく「語る」というのは、私の野望です。ロング・インタビュー。
8)とろとろ
彼と私のとろとろの恋、とろとろの日々、とろとろの人生……官能的な短篇集。(絵・宇野亜喜良)
9)ラブ・ミー・テンダー
熱愛しているエルヴィスからの電話を、母は毎晩待っている。異色短編。(絵・唐仁原教久)
10)『夢日記』江國睛子
姉ほど「おかしな夢」を見る人を私は知らない……妹が描く初公開エッセー。
11)ぬるい眠り
ぬるい昼寝のように混沌とした夏と、狂おしい恋の終わりを描く見事な中篇小説。(絵・松尾たいこ)
12)『香織の記録』江國滋
娘の誕生から六歳までを克明に記録した愛情あふれる成長日記、初公開。
13)夕闇の川のざくろ
ビーフシチュウの匂いがただよう台所で、不思議な物語がはじまる。傑作絵本をオールカラーで完全収録。(絵・守谷恵子)

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by d-lion5 | 2006-09-27 20:40 | s.story