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「エミリー」

b0094037_11413688.jpg嶽本野ばら:作 集英社 初版

嶽本作品「ミシン2カサコ」を読んだ時は「?」が頭いっぱいに広がって、
ついていけてませんでしたが、私にとってこの作品は嶽本氏を飲み込める良い作品だったと思います。

3篇の短編集。

「コルセット」
これを読まなかったら、嶽本作品を次も読んでみようかな。とは思わなかったかもしれません。
私にも理解できる話があるんだ と。(本質的に理解出来ているか は別として)
主人公としては、綺麗に終れないし、惨めな一生を送ることになるかもしれないけど、
とても現実的で、私はこの結末が好きです。

「エミリー」
…切ない。
中学生だからこそ起こる、 心の葛藤 っていうのでしょうか。
大人になるにつれ、うまくやっていけると思う。たぶん。
くるくるしいたけ という表現に脱帽です。
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by d-lion5 | 2007-03-25 11:41 | s.story
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