2006年 11月 09日
「ニコルの塔」
小森香折:作 こみねゆら:絵 BL出版 初版2003
寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。
だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」
“地球のマント”に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?
途中まで、途中までほんとーに面白くて、これからもっと面白くなる―――――
前に、あとがき…。
「え?終わり?」と思わず声に出してしまいました。
陰鬱で閉鎖的な修道院。疑問を抱かない生徒達。男の子の存在を知らない女の子。
鳥の刺繍ばかり。ウランガさんのお菓子。シダの猫。不思議な塔。見覚えのある絵。
ニコルが修道院に疑問を抱き始める辺りですっと引き込まれました。
鳥の王の謎、や11人のお墓をもっと掘り下げて知りたかった!!
あと2、3章あったら、もっと面白かったのになー。
な作品です。
ちなみに
猫の名前は、サルヴァドール。
サルヴァドール・ダリからとったもの。偶然、「ダリ回顧展」に行っていたので…
なんだか運命(大袈裟)を感じます。
寄宿舎と授業塔を往復する、単調だけど静かな生活。
だがニコルは気づいてしまった。「ここは何かがおかしい、わたしはニコルではない…」
“地球のマント”に隠された、修道院学校の忌まわしい秘密とは?
途中まで、途中までほんとーに面白くて、これからもっと面白くなる―――――
前に、あとがき…。
「え?終わり?」と思わず声に出してしまいました。
陰鬱で閉鎖的な修道院。疑問を抱かない生徒達。男の子の存在を知らない女の子。
鳥の刺繍ばかり。ウランガさんのお菓子。シダの猫。不思議な塔。見覚えのある絵。
ニコルが修道院に疑問を抱き始める辺りですっと引き込まれました。
鳥の王の謎、や11人のお墓をもっと掘り下げて知りたかった!!
あと2、3章あったら、もっと面白かったのになー。
な作品です。
ちなみに
猫の名前は、サルヴァドール。
サルヴァドール・ダリからとったもの。偶然、「ダリ回顧展」に行っていたので…
なんだか運命(大袈裟)を感じます。
by d-lion5
| 2006-11-09 22:16
| juvenile(YA)